NPO法人楽患ねっと認定 医療コーディネーター ご利用案内
患者や家族の治療や療養選択に関する意思決定を支援するサービスです。NPO法人楽患ねっと認定医療コーディ
ネーターが自分らしく納得のいく意思決定を支援します。
【無料対面相談】
電話: 03-3840-1800
予約電話受付時間: 午前10:00〜午後4:00 月〜金 祝祭日を除く
メール: info@rakkan.net
日時:毎月第4土曜日 @10:00〜10:20 A10:40〜11:00 B11:20〜11:40 3組まで 日程はこちらをご確認ください。 場所: 東京都北千住駅近辺 ほか ※場所の詳細は電話・メールにて
※一般
的な健康相談やメンタルヘルス相談は対応しておりません。ご参考までに、保健所やご加入の健康保険、生命保険、各種クレジット
カードに無料相談が付帯されている場合があることをお伝えします。
※ご
参考までに、がんに関しては医師による無料の電話および面談サービスがあります。日
本対がん協会のがん無料相談
※ご
自宅などへの訪問面談サービスは楽患ナースが
提供しています。こちらは有料です。
T.医療コーディネーターとは 〜一緒に考え、選ぶべき道を探す〜
「病気にかかる」という体験はいつも突然です。それは、時に身体的な苦痛も伴います。それと同時に、それまで馴染みのない医療という新しい領域の言葉や知
識を必要とする立場になることは、精神的にも辛い経験です。そんな時、『病気についての悩みをどこに相談して良いのか分からない』『自分と家族だけでは決
断できない』『他の意見も聞いてみたい』という悩みが出てきます。当事者であるからこそ冷静に判断することが難しいという状況が生まれるのです。
このような時、共に悩み、苦しみ、選ぶべき道を探る医療者の存在は心強いものです。患者さんが望むことは何なのか、治療の選択肢は他にはないのか、これか
らどうやって生きていきたいのか、などを改めて考えてみることで、おのずと道が開けてきます。また、どこの医療機関に行っても、どの医師にかかっても、今
までの経過を全て知っている医療者が一人いるということは、安心感につながります。医療機関の都合ではなく、患者さん自身が進む道を選ぶために、病院でも
自宅でも自在にサポートすることの出来る、究極のプライマリーナース(担当看護師)を紹介します。
医
療コーディネーターのミッション:理念・使命
医療コーディネーターは患者さんが自分らしく納得のいく医療を選ぶサポートをすることをもっとも大切な使命と
こころえています。
私たちはそのために、患者の本音に日頃から接し、患者の視点を身につけます。そして中立性をもって、多様な選
択肢を共に考え、協働の医療を目指すことを約束します。
目の前の患者さんのために何か役に立ちたい。そして心から感謝し、感謝されるかかわりがやりがいです。そこに
居るあなたの役に立つことの積み重ねが、いずれ社会全体をもっとよくすると信じ、真剣に、そしてできることすべてにチャレンジします。
医
療コーディネーターベーシック :行動指針
- コミュニケーションの前提は信頼関係です。患者さんとの間に交わされた相談内容は個人を特定する形で口
外しません。
- 答えは当事者である患者にあります。白衣を脱いで、患者会など本音が聞ける場に積極的に参加しましょ
う。
- 目指すのは患者さんの“納得”です。“治す”支援は医師の仕事です。
- 従来医療の先入観を捨て、まずはあるべき姿に立ち返り、その上で何ができるかを考えましょう。
- あなたは看護師です。医師、コメディカル、福祉との連携は得意領域です。コミュニケーションの場への同
席、各機関への問い合わせなどできることはたくさんあります。
- 立場は医師と患者、家族と患者の間で中立、視点は患者です。
- 患者さんの物語に耳を傾けましょう。それはOnly One
Storyです。型にはめることはせず、そのまま受け止めて下さい。
- 情報は断片的です。それをつなぎ合わせ形作ることによって初めて患者自身のおかれている状況、その人ら
しさが見えてきます
- 安易な言葉かけや、過大な希望をもたせることがないようします。言葉、行動には責任があります。
- 主張を押し付けたり、特定のものをすすめたりはしません。中立性を守ります。
- 広く情報を得る努力をし、そしてそれを伝え、役立てましょう。
U.サービス内容 〜私達にで
きること〜
1) 健康・医療・福祉に
関する相談や、治療上の選択・決定をご自身で行なえるよう、
必要な事柄を収集し、治療に関する考えを整理します。
2) 医療機関での説明に
同行(付き添い)、調整等の問題解決のお手伝いをいたし
ます。
3) 医療機関・専門医の
調査
V.実際の相談例
〜『納得のいく治療とは何か』を自分で決めて選択することが出来た〜
患者もしくはその家族から相談を受ける事例があります。
事例 1
(相談内容)
がん治療について悩んでいる。がんが再発して放射線と抗がん剤の併用療法を薦められている。しかし前回とても辛かった抗がん剤療法はどうしても受けたくな
い。
医師からは末期といわれ、完治することはないのだから辛い治療は受けたくない。放射線療法は辛くないと聞くけれど、実際はどうなのか、辛くないのであれば
放射線の単独療法を受けたいが、どこで受けられるのか知りたい。
(対応内容)
がん治療における、放射線と抗がん剤併用療法のメリットとデメリット、放射線療法単独の場合のメリットとデメリットについて話し合う。また、なぜ抗がん剤
治療を受けたくないのかを整理し、漠然とした不安は解消して問題点を明確にした。その上で、併用療法ではなく、放射線単独療法で治療を受けることが出来る
施設に、医療コーディネーターが同席
(付き添い)して外来受診をした。その病院の医師からは、副作用の少ない抗がん剤と放射線療法の併用療法という新しい治療の選択肢を紹介される。その後、
医療コーディネーターと共に抗がん剤の量を変えることで出現するメリットとデメリットを話し合い、本人の希望として副作用の少ない抗がん剤と放射線療法の
併用療法という がん治療法を選択することが出来た。
事例 2
(相談内容)
医師に抗がん剤治療を薦められたが、体力や副作用を考えるとその治療を乗り越えるられるか不安。しかしがん治療をしないわけにもいかないし、どうしたら良
いのか分からない。
(対応内容)
医師が抗がん剤治療を選択した理由(標準治療)を再度確認しながら、治療の実際(苦痛の程度や日常生活への影響、後遺症など)について紹介。また、標準治
療以外の方法はないのか、それに適応する病状なのか、など現状を把握し、納得できる治療を受けるためにセカンドオピニオンを受ける方法もあることを紹介す
る。今、何を自分が病院に求めているのかを整理し、これからの人生における優先順位を再考する中で、自分の求める治療とは何かを考えることが出来た。結
果、標準治療を受けることを決断し、入院先の病院で抗がん剤治療を開始した。また、この後も
がん治療の効果の説明や方法の変更などの節目には話し合いに同席 (付き添い)し、継続的な相談を受けている。
事例 3
(相談内容)
医師の説明が不十分で、治療法に納得がいかない。がんの末期で入院中だが、別の病院でセカンドオピニオンを聞きたい。担当医に診療録をコピーさせて欲しい
と言いづらい のだが、どうしたら良いか?
(対応内容)
まずは、医師と納得のいくまで話し合いの出来る場を設けることをすすめた。また、そこに医療コーディネターが同席(付き添い)し、セカンドオピニオンを受
けたい理由、そのために必要な情報の開示を求めた。医療従事者である第3者が入ることで医師の説明も変化し、家族が納得できる話し合いが行われた後、セカ
ンドオピニオンの希望を伝え、医師も同意。カルテのコピーそのものではないが、必要な診療録の開示を約束した。(本人は意思決定の出来ない状態でした)
。
事例 4
(相談内容)
治療法の選択が難しく、現在入院中の病院の薦めもあって、他の病院にセカンドオピニオンを受けに行く。しかし、そもそも入院中であるため体調が悪く、家族
が同行して受診すること自体が心配。外来を受けた後、どの治療法を受けて良いのかも迷ってしまいそうで不安。
(対応内容)
外来での手続きの代行、外来での待ち時間がなく診療できるようにコーディネートをした上で、外来受診に医療コーディネーターも同席(付き添い)。いくつか
の選択肢
(転院やサードオピニオンなど)を本人・家族と共に整理し、自分のライフスタイル、今後の人生において何を大切に考えて生きていくのか、QOLなどと照ら
し合わせて考える。最終的には、リスクは高いが本人が希望する治療法を入院中の病院で受けることが出来た。
事例 5
(相談内容)
入院している病院では『これ以上の治療は効果が期待できない』といわれ、リハビリ施設に移る事(転院)を薦められた。どこの施設に転院してよいのかわから
ない。そもそも他に治療の選択肢はないのか?
(対応内容)
治療方法について別の医師にセカンドオピニオンを聞きに行く。本人は車椅子のため外出の手配や同席(付き添い)は医療コーディネーターが行う。それと同時
に転院を視野に入れてリハビリ施設の下見を行う。セカンドオピニオン先の病院にて本人の希望する治療法が見つかり、転院し治療を受けたあとにリハビリ施設
へ再度転院することになった。家族は遠方のため、医師からの説明や転院の際、同席が難しく、医療コーディネーターが付き添いを代行した。そして、家族へ結
果を随時説明することで、家族も重大な治療の選択にかかわる事ができた。
医療コーディネーター紹介
【岩本 ゆり】
NPO法人楽患ねっと副
理事長 看護師 助産師 看護学士
日本看護協会広報委員
1995〜1998 東京医科大学病院産科病棟勤務
1999〜2001 東京大学病院婦人科病棟勤務
2001〜2003 東京大学病院特別室・緩和ケア病室勤務
2003〜 医療コーディネーター開業
2005〜2007 日本医療コーディネーター協会副理事長
2004/5/28 読売新聞医療ルネサンス欄にて紹介されました
2004/5 MammoTV今
週のインタビューに紹介されました
2005/8/25 ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)に紹介されました
2008/3 フジサンケイ大和証券グループ女性起業家2007優秀賞
その他19名の認定者(2008/4時点) 医療コーディネーターへの応援メッセージはこちらから。
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